出産準備リスト|いつから用意?入院前に最低限必要なものをカテゴリ毎に一挙解説
目次
- 1.出産準備で必要なものとは?
- マタニティグッズ ┗産前に必要なもの┗入院に必要なもの┗産後に必要なもの
- 肌着・ベビー服
- ねんねグッズ
- 授乳・調乳グッズ
- おむつ関連グッズ
- 沐浴・ベビーケアグッズ
- お出かけグッズ
- メモリアル・セレモニーグッズ
- 早めに準備を整え、安心して出産を迎えましょう
1.出産準備で必要なものとは?
出産準備で必要なものは、産前のお母さんに必要なグッズから、産後に赤ちゃんを迎えるためのグッズまでさまざま。これらを出産後に赤ちゃんのお世話をしながら揃えるのはとても大変です。妊娠中期ごろから準備を始め、入院前までに揃えておくと安心でしょう。
2.マタニティグッズ
産前に必要なもの
妊娠中は、妊娠初期から後期まで体型が大きく変化します。さらに個人差も大きいため、マタニティ下着やウェアは体型の変化にあわせて少しずつ揃えていくのがおすすめです。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
母子手帳ケース |
★★★ | 1個 | 母子手帳のサイズ市町村によって異なるため、確認してから購入しましょう。診察券や検査結果もセットで収納できると便利です。 |
マッサージクリーム・オイル |
★★★ | 1~2本 | 妊娠中は肌の調子が変化しやすいため、マッサージクリームやオイルでこまめにスキンケアをしましょう。 |
マタニティショーツ |
★★★ | 3~5枚 | 変化するお腹を優しく包み、赤ちゃんとママを冷えや締め付けから守ります。サイズ変化に合わせて少しずつ買い足していくのがおすすめ。 |
マタニティブラジャー |
★★★ | 2~3枚 | 変化していくバストを優しくサポートし、バストの下垂や乳腺の圧迫を防ぎます。ワイヤーの有無や多様なデザインから自分に合ったものを選びましょう。 |
マタニティハーフトップ |
★★★ | 2~3枚 | 丈が半分のタンクトップのような下着で、マタニティブラジャーよりも締め付けが少ないのが特徴。就寝時や体調がすぐれない時に便利です。 |
マタニティインナー・キャミソール・タンクトップ |
★★★ | 2~3枚 | 重ね着を避けたい時に便利なカップ付きのマタニティインナー。デザイン性が高いものも多いので、おしゃれ感覚で選べます。 |
妊帯帯・腹帯 |
★★★ | 2~3枚 | 妊娠5か月の「戌の日」頃から使い始めるのが一般的。お腹を冷えから守り、重みをしっかりと支えるため、腰への負担を軽減してくれます。 |
マタニティウェア |
★★★ | 3~4枚 | 妊娠中の体型に合うよう工夫されたウェア。締め付けや裾の前上がりを防ぐだけでなく、妊婦さんの身体を冷えから守ります。 |
マタニティレギンス・タイツ・ストッキング |
★★☆ | 3~4枚 | 妊娠中に何かと便利なワンピースやチュニックとの相性抜群。ウエスト部分の伸縮性や素材など、妊婦さんの体型に合わせて作られています。 |
マタニティパジャマ・ルームウェア(部屋着) |
★★☆ | 2~3枚 | マタニティウェアと同じく、妊婦さんの体型に合わせた締め付け感の少ないウェア。入院中や産後まで使える、診察や授乳に便利な前開きタイプのものがおすすめです。 |
抱き枕・クッション |
★★☆ | 1個 | お腹が大きくなり、横になりづらくなった時に活躍してくれます。出産後は授乳クッションとしても使用可能です。 |
マタニティ用サプリメント | ★★☆ | 適量 | 産前・産後は2人分を養わなくてはいけない分、栄養が不足しがち。必要に応じてサプリメントで補いましょう。 |
会陰マッサージオイル |
★★☆ | 適量 | 産前・産後のデリケートな肌のコンディションを整えるオイル。会陰(デリケートゾーン)をパックし肌を柔らかくしておけば、会陰切開や裂傷を予防してくれます。 |
吸水シート | ★☆☆ | 1パック | 産前は赤ちゃんに膀胱を圧迫されることで、尿もれしやすくなります。吸水性と消臭効果のある吸水ケアシートで快適に過ごしましょう。 |
入院に必要なもの
安定期に入った後、妊娠36週目までに準備をしておくのがおすすめです。パジャマや産褥ショーツなど、出産に向けて様々なものが必要になります。持ち物については、産院と確認しておくと安心です。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
マタニティパジャマ |
★★★ | 2~3枚 | 入院中ほぼ毎日着ることになるウェア。洗い替え用に数枚用意しておくと安心でしょう。診察時に便利な、おしりまで隠れる長さがあるもの、前開きタイプのものがおすすめです。 |
産褥ショーツ | ★★★ | 3~4枚 | 出産直後の悪露の手当や医師の内診に便利な、股下が開くタイプのショーツです。防水・撥水加工されているので、不快な後ろもれも防ぐことができます。 |
※全開産褥ショーツ |
★★☆ | 3~4枚 | 股下だけでなくお腹部分が開くショーツ。帝王切開後でも、寝たままで着替えや悪露手当てができます。 |
※腹部保護帯 |
★★☆ | 1枚 | 帝王切開後の傷口をカバーしてくれる保護帯です。産後直後のお腹のサイズが戻りきらない時期もしっかりサポートしてくれます。 |
骨盤ベルト・骨盤サポーター |
★★★ | 1~2枚 | 産前・産後は腰や骨盤に負担がかかりがち。産後すぐ使用し始めることで、出産で広がった骨盤を補正しながら、子宮の回復をサポートします。 |
マタニティブラジャー(授乳用) |
★★★ | 3~4枚 | 赤ちゃんへのスムーズな授乳を可能にする、授乳口付きのブラジャー。産後もめまぐるしく変化するバストをしっかりと包み込みます。 |
母乳パッド |
★★★ | 1パック | ブラジャーの内側につけて、下着や洋服が母乳で汚れるのを防ぐ衛生用品です。産後、母乳が出始めてから、卒乳まで使用します。 |
お産用パッド、産褥パッド | ★★★ | 2~3パック | 産後の悪露に対処するため、ショーツの内側につけて使用する衛生用品です。悪露の量に合わせたサイズを使用します。 |
乳頭ケアクリーム | ★★☆ | 1本 | 授乳中は、赤ちゃんの吸い方や乾燥から、乳頭にトラブルが起きることがあります。事前に専用クリームでケアしましょう。 |
マタニティグッズ以外で、入退院に必要になる基本的なものは以下のようなものです。
- 【必需品】
- □診察券 □健康保険証 □母子健康手帳 □印鑑 □筆記用具
- □シャンプー&リンス □洗面用具 □バスタオル □ハンドタオル
- □ティッシュ □食器
- □ガウン、カーディガン等(体温調節用) □スリッパ
- □退院時のママの服、ベビー服(ベビードレスや肌着など)
- □おむつ □おくるみ □ガーゼハンカチ □抱っこ紐
- 【あると便利なもの】
- □ペットボトルストロー □ホッカイロ □着圧ストッキング
- □リラックスグッズ(アロマ、音楽プレイヤー、アイマスクなど)
- □授乳クッション
産後に必要なもの
産後に必要なものは、出産後の体をもとに戻していくためのグッズが中心です。赤ちゃんをお家に迎えてからは、育児であわただしく、買い物に行けないことも多いので、事前に用意しておくと安心でしょう。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
円座クッション |
★★★ | 3~4枚 | 中央に穴の開いたU字型やO字型のクッションです。妊娠中の痔疾や会陰切開の傷口が痛むママも安心して使用できます。 |
ウエスト・骨盤ニッパー |
★★☆ | 1枚 | 骨盤からお腹にかけて包み込むベルトのようなウェアです。出産でゆるんだ骨盤を安定させるため、骨盤周りの固定に使用します。 |
リフォームガードル |
★★☆ | 1~2枚 | 出産後、緩みがちなお腹やおしりを補正するための下着です。 |
3.肌着・ベビー服
赤ちゃんに着せる服は、肌着1枚+ウェア1枚が基本です。サイズは50cmを目安に、素材や肌触りにこだわったものを選ぶとよいでしょう。一般的に、入院中の衣類は病院から貸してもらえますが、退院後慌てないためにも事前に揃えておきましょう。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
短肌着 |
★★★ | 5~6枚 | 赤ちゃんの肌に直接触れるので、素材や縫い目にこだわって選びましょう。一般的に、腰くらいまでの長さ丈のものが多いです。 |
コンビ肌着 |
★★★ | 合わせて5~6枚 | 短肌着の上に重ねて着る、長め丈の肌着。股下にスナップボタンが付いているので、足の動きが活発になってもあんしんして使用できます。 |
長肌着 |
★★☆ | 3~4枚 | 短肌着の上に重ねて着る、長め丈の肌着。コンビ肌着と異なり、股下にスナップボタンがないため、まだ動きが少なく、おむつ替えの回数が多い時期に重宝します。 |
ドレスオールまたはカバーオール(2Wayオール) |
★★★ | 5~6枚 | 新生児の間はスカートのように使用(ドレスオール)し、足の動きが活発になってきたら、股下を止めて使用(カバーオール)できる2Wayタイプ。成長に合わせて調節しやすいので長く使用できます。 |
スタイ |
★★☆ | 5~6枚 | 食べこぼしやよだれで服が汚れないように着用する「よだれかけ」。デザイン性が高いものも多く、コーデの一部として取り入れるのもおすすめです。 |
ミトン |
★★☆ | 2~3組 | 赤ちゃん用の手袋。顔などを引っ掻いた際に、誤って爪で傷つけてしまうのを防ぎます。 |
ソックス |
★★☆ | 2~3足 | 赤ちゃんがおでかけできるようになったら、足元を冷やさないよう靴下を着用します。お部屋にいる新生児の体温調節に使用することも。 |
新生児帽子 |
★★☆ | 1~2枚 | 頭は表面積が大きいため、体温が逃げやすい場所です。温度調節のため、また、まだ柔らかい頭を保護するために使います。 |
ガーゼハンカチ |
★★★ | 10枚~ | 授乳時、入浴時、食事時などあらゆる場面で活躍するガーゼハンカチ。ガーゼ素材なら、性能はもちろん、赤ちゃんの肌に触れても安心です。 |
汗取りパッド |
★★☆ | 5~6枚 | 新陳代謝が活発な赤ちゃんはよく汗をかきます。汗が冷えて風邪やあせもの原因になる前に汗取りパッドで対策しましょう。 |
おくるみ | ★★☆ | 1~2枚 | おくるみで包むことで、首がまだすわらない赤ちゃんも抱っこしやすくなります。モロー反射を防いだり、温度変化から赤ちゃんを守る役割も果たします。 |
ダウンケープ(冬) |
★★☆ | 1~2枚 | 寒い季節に赤ちゃんの体を冷やさないよう使用します。抱っこ紐やベビーカーへの取り付けができるものもあります。 |
ベビー衣料用洗剤 | ★★★ | 1本~ | ベビー服や肌着を洗う際は、赤ちゃんの肌に合わせた洗剤だと安心。蛍光増白剤や合成香料の入っていないものを選ぶとよいでしょう。 |
ベビー服用ハンガー | ★★★ | 6~10本 | 大人用のハンガーでは、型崩れしてしまうことも。ベビー服に合わせたサイズのハンガーを使用しましょう。 |
春・夏生まれの赤ちゃんのベビー服準備ポイント
新生児期の春や初夏は、まだお部屋で過ごすことが多いかもしれません。肌着+ドレスオール(カバーオール)で過ごし、気温や赤ちゃんの体調に合わせて、ドレスオール(カバーオール)を脱ぎ着すると体温調節がしやすいでしょう。
お出かけできるようになる夏ごろからは、基本的には肌着1枚でOKです。お店の空調や急な気温変化に対応できるよう、薄手のドレスオール(カバーオール)などを持ち歩いておくと安心でしょう。
秋・冬生まれの赤ちゃんのベビー服準備ポイント
秋・冬に新生児期を迎える赤ちゃんは、肌着+ドレスオール(カバーオール)を基本として、肌寒い日は靴下などをプラスしましょう。
冬は肌着+厚手のドレスオール(カバーオール)+靴下で温かく過ごせるよう気にかけてあげることが大切です。ただし、赤ちゃんは代謝が良いので、防寒しすぎると汗をかいてしまうことがあります。こまめにチェックして、調節してあげましょう。お出かけの時は暖かい素材のおくるみやダウンケープを持ち歩くと体温調節がしやすいでしょう。
4.ねんねグッズ
生まれたばかりの赤ちゃんは、一日の大半を寝て過ごします。まだ体温調節がうまくできないため、グッズを活用して快適な温度を保てるよう補助してあげましょう。退院後すぐ始まる赤ちゃんとの新生活に慌てないよう、こちらも出産前の準備がおすすめです。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
ベビーベット |
★★★ | 1台 | 床のホコリやダニから赤ちゃんを守ります。高さが調節できるベッドであれば、ママやパパの腰に負担なく赤ちゃんのお世話ができます。 |
バウンサー・スウィングベット(チェア) |
★★★ | 1台 | ゆりかごのように揺れるベビーベッド・チェア。自然な揺れで赤ちゃんをあやしてくれます。ベッドタイプは頭の位置を高いまま保ってくれるので、吐き戻しの軽減にも効果的です。 |
ベビー布団セット |
★★★ | 1セット | 骨も筋肉も未発達な赤ちゃんに合わせた硬さや素材の布団セットを用意しましょう。柔らかすぎると窒息してしまう恐れがあるので、適度な硬さがあるものがおすすめです。 |
敷布団・掛け布団用シーツ |
★★★ | 1~2枚 | 赤ちゃんは汗をかきやすいので、シーツはこまめな交換が必須。お肌に優しい素材であることはもちろん、金具の有無も確認しましょう。 |
ベビー枕 |
★★★ | 1個 | 赤ちゃんの頭を優しく支える枕。頭が柔らかく、まだ首も座っていない生まれたばかりの赤ちゃんには、ドーナツ型や薄手のものがおすすめです。 |
タオルケット(夏)・毛布(秋冬) |
★★☆ | 1~2枚 | 赤ちゃんは体温調節機能が未発達です。夏は通気性と吸水性に優れたタオルケットを、秋冬は温度調節のしやすい毛布を準備しておくと安心でしょう。 |
スリーパー |
★★☆ | 1~2枚 | 布団と寝間着を掛け合わしたような着たまま眠れる寝具です。寝返りを打ち始めた赤ちゃんも、しっかりと温かさを保つことができます。 |
授乳ライト |
★★☆ | 1個 | 夜中の授乳時など、暗い場所での育児の際に活躍してくれます。赤ちゃんに合わせて光量を調節できるのが特徴。緊急時のためにも1本用意しておくと安心です。 |
ベッドメリー |
★★☆ | 1台 | ベッドに取り付けて、赤ちゃんの知育をサポートするおもちゃの一種。楽しい動きや、音楽で、お部屋にいる赤ちゃんの五感をしっかり刺激します。 |
防水シーツ | ★★☆ | 1~2枚 | 汗やよだれ、吐き戻しなどで、何かと汚れやすいベビー布団。敷布団を守る、防水加工されたシーツを用意しておくと安心です。 |
キルトパッド | ★★☆ | 1~2枚 | 防水シーツの上に敷いて使用します。ミルクを吐いた時や寝汗をかいた時も安心です。洗い替えも合わせて用意しておくと良いでしょう。 |
サイドガード・ベッドパンパー | ★☆☆ | 1個 | 赤ちゃんがベッドから落ちないようにつけるガード。ママやパパと同じベッドで眠る場合などに用意が必要です。 |
ベビーモニター | ★☆☆ | 1セット | 音声や映像で、家中どこにいても赤ちゃんの様子を確認できます。夫婦や上の兄弟との時間も大切にしたいという時に活躍してくれるでしょう。 |
5.授乳・調乳グッズ
母乳にするかミルクにするかは、赤ちゃんが生まれた後でないと分からない面もあります。 出産前は必要最低限のものを買いそろえ、哺乳びんや搾乳機などは、必要になったタイミングで都度買い足すのがおすすめです。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
哺乳びん |
★★★ | 2本~ | 育児に欠かせない哺乳瓶。ガラス製は傷や汚れがつきにくく衛生的です。一方、プラスチック製は軽く持ち運びに便利。用途に合わせていくつか用意しておくと良いでしょう。 |
哺乳びん用乳首(ニップル) | ★★★ | 2個~ | 哺乳びんを使う際に消耗品として何度も交換することになる哺乳びん用乳首(ニップル)。赤ちゃんの月齢に合わせたサイズ選びが重要です。 |
哺乳びん消毒グッズ |
★★★ | 1個 | 哺乳びんを清潔に保つためには、日々の消毒が欠かせません。薬液消毒タイプや、電子レンジで消毒できるタイプなど、哺乳びんの使用頻度に合わせて選びましょう。 |
哺乳びん用ポーチ |
★★☆ | 1個 | おでかけ時の哺乳びんの持ち運びに使用します。保温・保冷できるものや関連グッズを一緒に収納できるものなど用途に合わせて選びましょう。 |
母乳保存パック | ★★☆ | 1パック~ | 搾乳した母乳を衛生的に冷蔵・冷凍保存できるパックです。赤ちゃんの月齢に合わせてサイズを選びましょう。 |
授乳クッション |
★★★ | 1個 | 授乳する際に使用するクッションです。腕で赤ちゃんの頭を支えたり、腰をかがめる必要がないため、授乳時の体への負担を軽減することができます。 |
授乳ケープ |
★★☆ | 1枚 | 外出先で授乳する際にママの肌を隠してくれるケープ。授乳時以外にも、ブランケットやストール、おくるみとして使えるものもあり、便利です。 |
粉ミルク・液体ミルク | ★★★ | 1個~ | ママの負担を減らしてくれるミルク。スティックタイプの粉ミルクは、お出かけ時に重宝します。液体ミルクは調乳の必要がないので、非常時や調乳に慣れていない人が対応する際に便利です。 |
哺乳びん用ブラシ | ★★★ | 1個 | 哺乳びんの独特の形状は、普通のスポンジでは何かと洗いにくいはず。哺乳びん用ブラシを使用すれば、細かいパーツもきちんと洗うことができます。 |
哺乳びん用洗剤 | ★★★ | 1個~ | 汚れをきちんと落としながらも、赤ちゃんに優しい成分で作られた洗剤。哺乳びんは赤ちゃんが口に含むものなので、安心できる洗剤で洗いましょう。 |
哺乳びんハサミ | ★☆☆ | 1個 | 薬液や煮沸で消毒した哺乳びんを清潔な状態で取り出すために使用します。 |
粉ミルクケース | ★★☆ | 1個 | 粉ミルクを1回の使用分ずつ量っていれておくケースです。おでかけや夜間の授乳に活躍します。 |
搾乳機 | ★★☆ | 1個 | 外出中や乳頭が炎症している時など、直接母乳をあげられない際に使います。使用頻度が少ないなら手動式、多いなら電動式がおすすめです。 |
調乳ポット | ★☆☆ | 1個 | ミルクに適した温度のお湯をすぐに用意できる調乳用ポット。保温タイプや温度調節ができるタイプなど、生活スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。 |
6.おむつ関連グッズ
生まれてから数ヶ月の赤ちゃんは1日10回前後のおむつ替えが必要になります。生まれたばかりの赤ちゃんの衛生をしっかり保つためにも、事前に必要なアイテムを揃えておきましょう。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
おむつ替えシート |
★★★ | 1枚 | おむつ替えの時に赤ちゃんの下に敷いて、床が汚れるのを防ぎます。外出先でも清潔な場所でおむつを替えることができます。 |
おむつ用処理袋 | ★★★ | 1パック~ | 外出時に便利な、使用後のおむつを入れる袋。防臭・消臭加工がされているものだと安心です。 |
おしりふき | ★★★ | 1ケース~ | おむつを替える際に欠かせないおしりふき。肌当たりや厚さなど商品によって異なるので、赤ちゃんの月齢や特性に合ったものを選びましょう。 |
紙おむつ | ★★★ | 1~2パック~ | 使い捨てなので、清潔な状態を保ちやすいという特徴があります。まとめ買いは避け、赤ちゃんの成長に合わせて購入するのがおすすめです。 |
布おむつ | ★☆☆ | 30~50枚 | 肌に優しく、繰り返して使えるため経済的な布おむつ。縫製されている成形タイプや折り方を変えて使えるさらしタイプなどがあります。 |
※おむつカバー | ★☆☆ | 5~10枚 | 布おむつを使用する際の必須アイテム。紙おむつの場合も、排泄物の漏れを防ぐために使用することがあります。ぴったりサイズを選ぶことが重要です。 |
※おむつライナー | ★☆☆ | 1箱 | 布おむつの内側に重ねて使用し、布おむつが汚れるのを防ぎます。使い捨てタイプと繰り返し使用できる布タイプがあります。 |
おしりふきのフタ | ★★☆ | 1~2個 | おしりふきケースの取り出し口につけるフタ。おしりふきの乾燥を防ぎ、清潔な状態を保ちます。 |
おしりふきウォーマー(冬) | ★★☆ | 1個 | おしりふきを入れて温めるケースです。冬場など、おしりふきの冷たさで赤ちゃんがびっくりしてしまうのを防ぎます。 |
おむつ用ゴミ箱 | ★★☆ | 1個 | 使用後のおむつをゴミ出しの日まで保管しておくためのゴミ箱。気になるにおいを閉じ込める工夫がされています。 |
7.沐浴・ベビーケアグッズ
生後1~2ヶ月の赤ちゃんは抵抗力が弱いため、大人とおなじ湯船ではなくベビーバスを使用するようにしましょう。また、新陳代謝が活発なので、毎日の入浴とスキンケアが重要になります。退院後、すぐに必要となるので出産前の準備がおすすめです。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
ガーゼハンカチ | ★★★ | 10枚~ | 沐浴後の赤ちゃんを優しく拭くためのハンカチ。日常使い用と別に沐浴用を用意しておくと良いでしょう。 |
スキンケア剤 | ★★★ | 1本~ | デリケートで乾燥しやすい赤ちゃんの肌を保湿するスキンケア剤。お風呂上がりやおむつ交換の時に使用するとよいでしょう。 |
ベビー綿棒 | ★★★ | 1個 | 鼻や目などデリケートな部分を洗浄する際に使える、赤ちゃん用の小さいサイズの綿棒です。 |
鼻吸い器 | ★★★ | 1個 | まだ自分で鼻をかめない赤ちゃんの鼻水を吸引します。電動タイプと、大人が口で吸うタイプなど、使いやすく手入れがしやすいものを選ぶと良いでしょう。 |
ベビー用体温計 | ★★★ | 1個 | 短い時間で測れる赤ちゃん用の体温計。わきに挟むタイプ、耳の穴に入れるタイプ、おでこにかざすタイプなど、赤ちゃんに合った測定方法を選びましょう。 |
温湿度計 | ★★☆ | 1個 | 赤ちゃんは温度調節機能が発達していないうえに、自分の状況を言葉で伝えられません。安全に過ごせるよう、温湿度計で部屋の温度・湿度を快適に保ちましょう。 |
ベビーシャンプー・ベビーソープ | ★★★ | 1個 | はじめは髪も体も洗えるものがおすすめ。まだお座りができない赤ちゃんの沐浴には片手で出せる泡タイプが便利です。 |
沐浴剤 | ★★☆ | 1本 | 基本的に生まれて間もない赤ちゃんに使用します。お湯に混ぜることで、赤ちゃんの身体を洗うことができ、すすぎが不要な洗浄剤です。 |
ベビースポンジ | ★★☆ | 1個 | 赤ちゃんの肌に合わせたやわらかい素材のスポンジ。海綿素材や天然素材が安心です。固形せっけんを泡立てる際にも重宝します。 |
沐浴布 | ★★★ | 2~3枚 | 沐浴する際に、赤ちゃんの胸のあたりにかける布です。リラックス効果や赤ちゃんの体温低下を防ぐ効果があります。 |
湯上りタオル | ★★★ | 2~3枚 | 赤ちゃん用の柔らかい繊維で作られたバスタオルです。寝かせたまま体を拭けるサイズのものがおすすめ。 |
湯温計 | ★★★ | 1個 | 沐浴の際のお湯の温度を測ります。適温表示があるものなら、赤ちゃんに適した温度が一目でわかるので便利。内湯になってからも使えます。 |
ベビーピンセット | ★★☆ | 1個 | 先が丸く、つまみやすい赤ちゃん用のピンセットです。鼻の穴など細かい部分のお手入れに重宝します。 |
爪切りばさみ | ★★☆ | 1個 | 先端が丸くなった安全な赤ちゃん用爪切りです。伸びたまま放置すると自分の爪で肌を傷つけてしまうこともあるため、小まめにお手入れしてあげましょう。 |
ベビーバス | ★★☆ | 1個 | 新生児期の沐浴専用のお風呂です。赤ちゃんやママ・パパにとっての使いやすさや収納のしやすさで選びましょう。 |
ベビースケール | ★☆☆ | 1個 | 日々成長する赤ちゃんの細かい体重の変化を量れる体重計。授乳前後に計測することで、母乳量の確認にも役立ちます。 |
8.お出かけグッズ
赤ちゃんの1ヶ月健診後は、少しずつ外出可能になります。お出かけ用品を揃えて、ママも赤ちゃんも安心してお散歩を楽しみましょう。特に、退院時に必要となる、チャイルドシートや抱っこ紐は出産前の準備がおすすめです。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
チャイルドシート |
★★★ | 1台 | 6歳未満は着用の義務があります。お使いの車種や赤ちゃんの特性に合った形のものを選びましょう。 |
ベビーカー |
★★★ | 1台 | 生後1ヶ月頃からの使用を考えるのであれば、リクライニングの角度が大きいタイプがおすすめです。 |
抱っこひも | ★★★ | 1~2個 | キャリータイプやスリングタイプなどがあります。ご自宅で赤ちゃんをあやす時にも活躍します。 |
9.メモリアル・セレモニーグッズ
産後は赤ちゃんのお世話に追われ余裕がなくなりがち。後で後悔しないためにも、セレモニードレスや祝い着などのセレモニーグッズは、出産前の時間に余裕があるときにチェックしておきましょう。
アイテム | 必要度 | 目安数 | 説明 |
---|---|---|---|
セレモニードレス |
★★☆ | 1枚 | 退院時やお七夜、お宮参りなど、特別な行事で赤ちゃんが着るドレスです。 |
祝い着・お宮参り小物 |
★★☆ | 1枚 | 生後1か月のお祝い「お宮参り」の際に着る祝着です。ママやパパの衣装と合わせてコーディネートすると良いでしょう。 |
命名紙 | ★★☆ | 1枚 | 生後7日目のお祝い「お七夜」で赤ちゃんの名前・お誕生日を書きます。一生の思い出となるので、美しく飾れるものがよいでしょう |
手型スタンプ・アルバム・写真立てなど |
★★☆ | お好み | 手形は、成長の記録を残すのに最適。お部屋に合った写真立てに赤ちゃんの写真を入れて飾るのもよいでしょう。 |
へその緒ケース | ★☆☆ | 1個 | ママと赤ちゃんを繋いでいた絆とも言えるへその緒。長期保存には桐箱のケースがおすすめです。 |
10.早めに準備を整え、安心して出産を迎えましょう
出産を迎えるにあたって、ママも赤ちゃんも必要なものがたくさんあります。成長に合わせて準備するものや、不足となった場合に買い足すものもありますが、準備できるものは落ち着いて選ぶことができる妊娠中期ごろから買いそろえておくとよいでしょう。
出産間近になれば動きづらくなり、体調によっては選ぶ余裕がなくなってしまうこともあります。出産後は赤ちゃんのお世話で慌ただしくなるので、出産準備リストを参考に早めに準備を始め、安心して赤ちゃんを迎えましょう。
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